2016年12月23日金曜日

墨蹟窓 ぼくせきまど


床の側壁にあけた下地窓。

床の掛物に光を当てることを目的とするところからの名称。

「床の内の窓は古織(*1)好也」(*2)と伝えられるが、織部以前に利休も墨蹟窓を試みており、床に下地窓をあけた利休好みの作例が伝えられている。

掛障子は室内側に掛ける。


*1 古田織部

*2 『南方録』