2016年3月11日金曜日

躪口 にじりぐち


草庵風茶室の客のための小さな出入口。

古くは「潜り(*1)」「躙り上がり(*2)」などと呼ばれた。

枚方の漁夫の家の小さな潜りを身をかがめて出入りする様子を利休が見て、これを侘びて面白いと考え、茶室内に取り入れたとする説などがある。

*1 くぐり
*2 にじりあがり