2015年10月30日金曜日

琴棋書画図 きんきしょがず



 漢画画題の一つ。

中国において高士の遊技とされるに至った琴・棋・書・画の四芸を嗜む姿を描いたもの。

日本でも室町時代から知られ、なお勧戒(*1)画的な意味をもってくる。

狩野派をはじめ雲谷・海北各派によって多く制作された。 

*1 かんかい = 善を勧め、悪を制すること。