2015年4月3日金曜日

種壷 たねつぼ



昔農家で種子を貯蔵したという壷。

伊賀・信楽・備前・常滑・丹波・瀬戸などの古窯で焼かれている。

室町時代の末頃から茶人によって採り上げられ、茶入・水指に用いられた。

『酒井宗雅茶会記』では「備前種入 ぬりふた」などとある。