2013年3月8日金曜日

茶酒論 ちゃしゅろん



中国、唐代の進士であった王敷の著述。

酒と茶を擬人法で討論させ、茶と酒がそれぞれの徳や害を述べあう。

最後に水が出てきて、酒も茶も兄弟のよしみを持たねばならないと仲裁し、めでたく納めるという内容。

短編ながら、日本の文芸にも少なからぬ影響を及ぼした。