2011年10月28日金曜日

玉室宗珀 ぎょくしつそうはく

元亀3年ー寛永18年(1572-1641)。

大徳寺147世住持。

前田利常の帰依を得て大徳寺の芳春院(*1)を創立しその開山となった。

紫衣事件(*2)に関連して沢庵と共に奥州に配流されたが、後に赦免され帰洛した。

千宗旦を知遇し、利休50回忌の導師を務める。


*1 = ほうしゅんいん
*2 = しえじけん 江戸時代初期に起きた、幕府の朝廷に対する圧迫と統制を示す朝幕間の対立事件。


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