2011年5月20日金曜日

茶詰 ちゃづめ

新茶の季節になると、茶師は注文を受けた茶を茶壺に詰めて密封し需要家に渡す。

濃茶に用いる上等品を茶袋に入れ、そのまわりを薄茶に使用する葉茶で包み込むように詰める。

この茶詰に対して、その壺を開封することを口切(*1)という。



*1 くちきり = 半年ほど貯蔵熟成し、11月の開炉とともに封を切る。