2011年4月22日金曜日

紫野焼 むらさきのやき

文化年間(1801-18)頃に、京都今宮神社門前のあぶり餅屋の主人鶴亭がはじめた楽焼。

「紫ノ」の銘印を捺した茶器を焼いた。

印の文字は大徳寺第418世住持、宙宝宗宇(*1)和尚の書という。

黒楽の茶碗が多く、赤楽は少ない。



*1 ちゅうほうそうう = 宝暦10年(1760) - 天保9年(1838)