2010年8月27日金曜日

小倉色紙 おぐらしきし

藤原定家(*1)筆。『百人一首』

歌仙百人の秀歌を一首四行に書いている。

定家が小倉山の山荘の障子に押していたと伝え、「小倉山荘色紙」の名もある。

天文24年(1555)、武野紹鷗(*2)がこの色紙を用いて以来、
茶の世界で古筆の一級品としてもてはやされた。

*1 ふじわらのさだいえ = 1162-1241
*2 たけのじょうおう = 1502-1555