2018年2月16日金曜日

利休頭巾 りきゅうずきん



千利休が常用したとする頭巾。

利休の木像や画像が着けている頭巾がその基本となっている。

渋染の紗(*1)で頂に四つの折り目がある。

その頭巾は笑嶺和尚から与えられ、利休の死後、宗旦、宗偏と伝わったといわれるが、正確ではない。

*1 しゃ



2018年2月9日金曜日

掛け醤油 かけじょうゆ



料理に掛ける割り醤油。

向付に用いる時には、造り身が汚れないように、回りから静かに注ぐ。

先に掛け醤油を入れてから造り身を並べる便法は敷き醤油だが、これも一般に掛け醤油で通っている。

また、照り焼きなどの調理中に掛ける割り醤油も掛け醤油という。


2018年2月2日金曜日

経行 きんひん



禅堂の用語。

坐禅の合間に心身の疲労や睡魔を防ぐため、一定の時間(*1)大衆が一斉に座を立ち、禅堂の内外を静かに歩くこと。

姿勢は直立して仰がず、うつむかず、両手を胸元で組み、視線は一間(*2)ほど前に落とす。

心持ちは坐禅中と同様に保ち、静粛に歩く。


*1 3時間に10分程度
*2 約1.8メートル

2018年1月26日金曜日

迎水 むかえみず



茶会の時、客の到着前に打ち水をすることをいう。

寄付(*1)の準備が整えば、門前から玄関までの間に、迎水をする。

これが無言で「どうかお入りを」という案内にもなる。

したがって時刻に到着しても門前に打ち水がしてなければ、入門を控える。



*1 よりつき

2018年1月19日金曜日

辻が花 つじがはな



文様染の一。

室町時代から桃山時代にかけて行われたと思われる染色で、絞りを主体とし、その上に墨や朱の細い線描きや刺繍を施したものをいう。

辻が花という言葉の意味に関して定説はなく、今日いう辻が花が当時のものと同一物であるか否かも判然としていない。

2018年1月12日金曜日

御神酒筒花入  みきつつはないれ



玄々斎(*1)好の花入。

伊勢参宮の節、御神酒をいただいて持ち帰る竹筒により好まれた。

細竹で上部の節上に小さい角(*2)を残し、下部の切り方に特徴がある。

以前は正月用に青竹で写しがよく作られていた。

玄々斎直書きのものには「五十鈴川(*3)」と銘がある。


*1 げんげんさい = 裏千家11
*2 つの
*3 いすずがわ = 伊勢を流れる神聖なる川